FXでボロ負けして人生詰んだ!借金地獄で終了した体験談まとめ

2022年1月11日

FXでボロ負けした体験談をご紹介します。

借金地獄で人生終了…そんな人たちの声をお聞きください。

人の失敗は蜜の味…ではなく、人の振り見て我が振り直せ、で同様の損失を出さないように気を付けて下さいね。

 

一瞬にして500万の借金を背負い人生終了

FXで資金1000万円のうち、豪ドル円ロングポジションで300万ほどの含み損を抱えていました。

損切りをすれば大損が確定するため、入金して維持率をキープ。

年初来、安値をつけていた豪ドル円は近く反発し、上昇するものと信じてポジションを維持し続けていました。

 

最終的には、年明けの薄商いを狙ったヘッジファンドのポジション狩りの餌食に。

一瞬にして史上まれに見る価格の暴落「フラッシュクラッシュ」が発生し、証拠金の維持率が0となり全ての資金を失うことになりました。

 

朝起きて、ポジションが無くなっていることを確認。

一瞬にして手足の血の気が引き、しばらく何が起こったのか分からず呆然としていました。

不利なポジションを持ち続けたことに、激しく後悔したのを覚えています。

 

クレジットカードで入金を繰り返し、返済能力を超えてリポ払いしていたことから、結果的にFXで500万円ほどの借金を背負いました。

カード会社から毎日電話がかかって来ましたが、金融機関からも融資してもらうこともできなかったため、弁護士に相談し債務整理を行うことに。

これまでお金に困ったことがなかったため、あぁ…人生終わった…と思いました。

 

個人再生により返済額は250万円まで減額され、その後なんとか一年間で完済。

借金地獄から復帰することができました。

結果的として、これもまた人生の良い勉強になったかな、と思っています。(30代男性)

 

自動売買で失敗し100万円を一瞬で失くした

手元資金100万円で、FX投資を始めました。

最初のうちは慎重な取引を行っていたため、当然ながら利益も少額。

それでも大負けすることはなく、本当にこれでいいのかな?と思うほど順調でした。

そしてわずか2か月で、会社の給料と同額の約50万円を稼ぐことができたのです。

 

ビギナーズラックのおかげで、FXを始めた当初の慎重な気持ちが完全に薄れてしまい、いつしか

「これはもう負けることはない」

「こんなに簡単に稼ぐことができるんだ」

と思い込むようになりました。

こうなるとリスクの高い取引に手を出すことに、何の躊躇もなくなったのです。

 

そんなある日のこと。

自動売買で誤った設定をしたことに気が付かず、これまでの儲け分のみならず、初期投資の100万円までも一瞬ですべて失う失敗をしました。

後悔というより、唖然として何も言葉が出ません。

それ以来、FXのみならず「投資」というものすべてから足を洗いました。

 

大勝ちと言えるほどの勝ちではなかったことが、唯一の救いだったかもしれません。

ビギナーズラックでもっと大勝ちしていたら、辞めずにFXにのめり込んで人生終わっていたかもしれないからです。

初期投資の100万円がなくなっただけで済み、幸い借金地獄に落ちるようなことはありませんでした。

ただ、それでも今まで地道に貯めてきた貯金が、自分のミスとは言え一瞬にしてなくなったことはショックです…。(50代男性)

 

スイスフランショックで80万ボロ負けした

2015年頃の話です。

スイス/円通貨が絶対に割れないと言われていたラインがあり、そのラインギリギリを狙ってエントリーと利確を繰り返していました。

これは、スイスの中央銀行が無制限に売り介入をするというラインで、当時は絶対に抜けることがない!と言われていることで有名でした。

 

しかし、現実にはそんなうまい話はなく、スイスの中央銀行は突如、無制限の売り介入を止める宣言をしたのです。

直後、一気に上抜けました…。

スイスフラン暴落の日です。

 

この日もいつも通り普通にやるつもりだったのに、赤字に染まったのも一瞬。すぐにロスカットに合いました。

初めは意味が分からなかったですが、口座を見ると残高がマイナス80万ほどに。

そんな簡単にFXで稼げるほどうまい話はないと痛感し、ボロ負けした1日でした。

 

当時の私にとって、80万は大金です。

証券会社から「入金してくれ」と電話がありましたが、持ち合わせがありません。

近いうちに入金します」と伝え、親に連絡してお金を借りました。

消費者金融から借金することも覚悟していたので、親には感謝しかないです。(40代男性)

↑赤矢印がスイスフランショックです。

 

ボロ負けして借金250万円で人生詰んだ

平凡なサラリーマンにも関わらず、FXに手を出して250万円以上の借金を作ってしまいました。

「損をしない資産運用」とネットで知り、7年ほど前からやり始めたのですが、3年ほどでボロ負けし大損です…。

そもそも、レートなどの専門用語もほとんど分からないのにも関わらず、会社の給料の大半を投入して外貨を購入したのが失敗した原因です。

 

始めた当初は、儲かることもありました。

しかし、世界情勢などの悪化で利率は下向きになり、多額の損切りをしなければいけない状態にまで追い込まれたのです。

結果として、カードローンで多額のお金を借りることになり、借金地獄に陥りました。

それでも初めは「借金したお金でまた取り返せばいいや」と軽く考えていたのです。

 

しかし更に負けが大きくなり、生活費もなくなって破滅寸前まで追い込まれました。

というより、今でも現在進行形で借金が150万円前後あります。

毎月いくら返しても利息分を返済するのが精一杯で、今現在31歳にも関わらず人生詰んでいます。

今では後悔しかありません。

二度とFXには手を出したくないです。(30代男性)

 

ナンピンしたが数時間で120万の大損

※最後は、先物取引でのボロ負け体験談をご紹介します。

原油価格が、最大で▲40ドルまで行った相場の一歩手前の出来事です。

私はその影響でマイナス120万円となり、一瞬にして相場から退場となりました。

 

誰もが0ドルになる事はないと考え、下値を考えても簡単に勝てるというほど甘い相場でした。

私も便乗して18ドルでエントリーをしましたが、ボラティリティが激しすぎて数分で数ドルの値動きが発生。

激しく上下を繰り返していました。

 

私も負けじとナンピンを繰り返しましたが、そうこうしているうちに損失が膨らみ、ものの数時間で120万円の大損です。

誰もが必勝法とうたっていたことで過大ロットとなり、一瞬にして資金が底を尽いたのです。

過去最大の大負け記録となりました。

コロナ相場で、VIXと原油のダブル大相場。

VIXはGMOでショートエントリーができないため、原油一本で最大限のロングエントリーをした結果の大負けです。

 

尚、資金は嫁から借りた50万円と、内緒で解約した生命保険の70万円です。

この資金を一瞬で溶かしてしまったのです。

もちろん嫁には、今でも秘密にしています…。

バレたら恐らく離婚でしょう。(30代男性)

↑原油価格が無料…って言うか、マイナスになった歴史的瞬間です。

 

【結論】FXは一瞬にして大損する危険性がある

今回のボロ負けした人の体験談を読んで、僕は改めて「FXはコワイな…」って感じました。

さっきまで勝っていても、一瞬にして大損するのはレバレッジならではの恐ろしさです。

投資に絶対はありません。

スイスフランショックでは、多くのトレーダーと証券会社が破産に追い込まれました。

最悪の展開を常に予想して、借金にならない自己資金の範囲でポジションするのが重要ではないでしょうか。

FX

Posted by FXの探究者